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速報

米企業債務 72% vs 日本 114%──40年で立場が逆転

BIS Total Credit 最新四半期で、非金融企業債務/GDPは米国 72.2%、 日本 113.9%、 中国 142.8%。 日本のバブル期ピークは 144.9%(1993Q4)で、 その後の30年で 31pt 低下。 対して米国はコロナ期に 86.8%(2021Q1)まで急上昇し、現在低下局面。

日米 非金融企業債務/GDP 40年推移(四半期)

出典: BIS Total Credit (TC_BORROWERS=N)。1985年〜2025Q3。日本のバブル膨張と縮小、米国のリーマン後回復・コロナ期再膨張がクリアに。

「企業債務のバブルとその後」の日米対比

日本の企業債務は1990年前後にピークを付けた後、失われた30年を通じて減少し続けた。 企業のバランスシート修復は完了し、キャッシュリッチな体質が定着している。 近年再び上昇に転じているが、これは低金利継続下での投資機会拡大を反映する。

対する米国は、2019年 78%付近から2020Q2 の 87%へ急上昇(コロナ対応の緊急借入)。 その後、企業収益回復と共にゆっくり低下し、現在 72%。 リーマン期ピーク(約 80%)と同じ水準で「企業債務ブーム」が再拡張したかは意見が分かれる。

中国 143% の突出

参考までに中国の非金融企業債務/GDP は 143%と主要国で圧倒的最大。 不動産開発企業(恒大・碧桂園等)と地方政府融資平台(LGFV)を含む「隠れた企業債務」の問題は継続的な焦点。

読むときの注意

  • 「非金融企業」に金融機関の債務は含まれない。銀行間債務は別途
  • 日本の企業債務にはグループ内貸借が含まれ、実質より水増しされている可能性
  • 「% of GDP」であり、名目GDP の変動(インフレ・成長率)が数字を左右する

データ出典

使用データ 出典
非金融企業債務/GDP BIS Total Credit (WS_TC, TC_BORROWERS=N)

※ データは各機関の公開統計を当サイトで収集・加工したものです。最新値は各出典元でご確認ください。