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速報

米小売売上高 前年比 6.7%──消費の勢いは緩やかに減速

米国の小売売上高は2026年6月に 769億USD、 前年同月比 6.7%。 個人消費(PCE 名目)は2026年Q2に 22.06兆USD で過去最高圏。 在庫/売上比率は 1.28 と健全レンジ。

米小売売上高 前年同月比(直近5年, 月次)

出典: FRED (RSAFS)。インフレ調整前の名目ベース。実質ベースは CPI で調整して別途評価が必要。

「インフレ込み」の伸び率に注意

小売売上高の前年比 6.7% は名目値。 同期間の CPI 約 2.5〜3% を差し引くと、実質ベースでは伸び率はさらに低下する。 消費数量の伸びは伸び鈍化の局面にある。

個人消費全体は堅調

BEA の個人消費(PCE)は年率 22.06兆USD で過去最高圏。 小売(財)は伸び鈍化しても、サービス消費(医療・住宅・娯楽)が消費全体を支える構造になっている。 財 vs サービスの「2極化」が継続。

在庫の健全性

在庫/売上比率 1.28 はパンデミック前の 1.3〜1.4 レンジ。 サプライチェーン制約の解消後、企業の在庫水準は適正化された。 在庫過剰によるディスインフレ圧力は限定的。

読むときの注意

  • RSAFS は「Advance」速報値。後の確報で改定される
  • 名目ベースなので、インフレ加味の判断には CPI 調整が必要
  • 小売(財)は米国消費全体の約 30%。サービス含む PCE で全体像を見る

データ出典

使用データ 出典
米 小売売上高(月次, 百万USD) FRED (RSAFS)
米 個人消費支出 PCE(月次, 十億USD) FRED (PCE)
米 在庫/売上高比率(月次, 比率) FRED (ISRATIO)

※ データは各機関の公開統計を当サイトで収集・加工したものです。最新値は各出典元でご確認ください。