速報
米鉱工業生産 前年比1.1%・設備稼働率76.0937%
米国の鉱工業生産指数は2026年6月に 102.6(2017=100)。 前年同月比 1.1%。 設備稼働率は 76.0937% で、ピーク 80%超 から低下。1年前との比較で -0.1pt の変化となった。 耐久財新規受注は 332十億USD。
米 鉱工業生産(左軸) vs 設備稼働率(右軸)──直近5年
出典: FRED (INDPRO / TCU)。鉱工業生産は2017=100の指数、設備稼働率は%。
「成長してはいるが、勢いはない」
米国の製造業活動は 過熱でも縮小でもない 中間ゾーンに留まっている。 鉱工業生産は2022年のピーク水準を維持する一方、勢いは2024〜2025年で頭打ち。 設備稼働率も 76%台 で、コロナ前の長期平均(約 79%)をやや下回る。
設備投資の判断分岐
設備稼働率が 80% 以上 で続くと、企業は能力増強の投資を本格化させる傾向がある。 現状の76%台は「投資を急ぐ理由がない」レンジ。 対して AI ・データセンター関連の建設投資は別軸で伸びており、合計の設備投資(PNFI)は底堅く推移している。
読むときの注意
- 鉱工業生産は製造・鉱業・公益の3部門を含むが、製造業が大半。サービス業は含まれない
- 設備稼働率は実稼働 / 最大持続可能能力。能力定義の更新で過去値は時々改定される
- 耐久財受注は航空機など大口受注で月次の変動が大きい。トレンドで読むのが原則
データ出典
| 使用データ | 出典 |
|---|---|
| 米 鉱工業生産指数(月次, 2017=100) | FRED (INDPRO) |
| 米 設備稼働率(月次, %) | FRED (TCU) |
| 米 耐久財新規受注(月次, 百万USD) | FRED (DGORDER) |
※ データは各機関の公開統計を当サイトで収集・加工したものです。最新値は各出典元でご確認ください。