速報
日本コアCPI 前年比 1.4%──日銀2%目標へ収束模索
総務省統計局の消費者物価指数で2026年4月の 総合は前年比 1.3%、 コアCPI(生鮮食品除く)1.4%、 コアコア(生鮮+エネルギー除く)1.9%。 日銀の物価安定目標 2% は3本とも上回っている状況が続く。
日本 CPI 前年比(直近5年, 月次)
出典: 総務省統計局 消費者物価指数。総合・コア(生鮮除く)・コアコア(生鮮+エネルギー除く)の3系列。
「賃金 + 物価」の好循環判断
日銀が金融正常化(利上げ)を進めるための判断軸は2つ: ①コアコア CPI が 2% を持続的に上回り、 ②春闘ベースの賃金上昇が 3% 台で定着すること。 コアコアが 1.9% で推移する現状では、 基調的物価が目標水準を上回っており、追加利上げの論拠は揃いつつある。
サービス価格 vs 財価格
日本のインフレも欧米と同様、財インフレが落ち着く一方でサービス価格が上昇している。 サービス価格は賃金と密接で、「コストプッシュ」から「ディマンドプル」への転換を示唆する。 日銀の関心はこのサービス価格の動きにフォーカスされている。
読むときの注意
- 本記事の前年比は当社計算(指数の YoY 換算)。総務省公式の YoY 値と若干誤差があり得る
- 「コア」は日本では生鮮食品除く総合を指す(米国の「コア」とは定義が異なる)
- 東京都区部の先行 CPI と全国の本指数は若干乖離する
データ出典
| 使用データ | 出典 |
|---|---|
| 消費者物価指数 全国総合、消費者物価指数 生鮮食品除く総合(コアCPI)、消費者物価指数 生鮮食品・エネルギー除く総合(コアコアCPI) | 総務省統計局 消費者物価指数 |
※ データは各機関の公開統計を当サイトで収集・加工したものです。最新値は各出典元でご確認ください。