速報
金 4013 ・ 銀 56.0 ・ プラチナ 1606──金/銀比 72倍の歪み
4貴金属の2026年7月時点の価格(USD/オンス)は、 金 4013(前年比 +21%)、 銀 56.0(同 +72%)、 プラチナ 1606(同 +67%)、 パラジウム 1244(同 +34%)。 金/銀比 72倍・金/プラチナ比 2.5倍。
貴金属4種の相対パフォーマンス(10年前=100, 月次)
出典: Yahoo Finance (GC=F / SI=F / PL=F / PA=F COMEX 連続先物)。金一強の構図が10年継続。
金/銀比 72倍の歴史的位置
過去100年の金/銀比の長期平均は 約60倍。 現在の 72倍 は歴史的に高水準で、 「銀が金に対して割安」とする見方もある。 ただし金/銀比は2020年に120倍超まで拡大した実績もあり、絶対基準の存在しない指標。
プラチナの長期低迷
プラチナは2008年に2,200USD/ozを超えたが、現在は 1606USD/oz。 ディーゼル車触媒の需要縮小と、宝飾需要のロジウム・パラジウムへのシフトが下押し要因。 水素経済(燃料電池触媒)の本格普及が将来の上値余地。
パラジウムは2022年ピークから半値以下
パラジウムは2022年に2,800USD/ozを記録(ロシア供給リスク織り込み)したが、 現在は 1244USD/oz。 EVシフトでガソリン車触媒需要が縮小、供給リスクも沈静化した結果。
読むときの注意
- 本記事の価格は COMEX 連続先物(GC=F等)。スポット価格(LBMA)とは数ドル乖離する
- 金/銀比・金/プラチナ比に「適正水準」は存在しない。歴史的レンジを参照値として使う
- 銀・プラチナは産業需要の影響が大きく、金とは異なるサイクルで動く
データ出典
| 使用データ | 出典 |
|---|---|
| 金価格(ロンドン午後フィキシング) | Yahoo Finance (GC=F COMEX Gold Futures) |
| 銀価格(月次, USD/オンス) | Yahoo Finance (SI=F COMEX Silver Futures) |
| プラチナ価格(月次, USD/オンス) | Yahoo Finance (PL=F COMEX Platinum Futures) |
| パラジウム価格 | Yahoo Finance (PA=F COMEX) |
※ データは各機関の公開統計を当サイトで収集・加工したものです。最新値は各出典元でご確認ください。