速報
米新規失業保険申請 208千件──労働市場の冷却シグナルは限定的
米労働省ETAが公表する新規失業保険申請件数は 2026-07-17週で 208千件、 4週移動平均は 214千件。 1年前比 -5.9%。 過去5年のレンジ 190〜380千件 の中位水準にあり、 失業率 4.2% と整合的な「軟着陸」局面が継続。
米 新規失業保険申請件数(直近52週, 千件)
出典: FRED (ICSA)。週次・木曜公表。青=単週、赤=4週移動平均(基調把握用)。
「20万人台=健全」の歴史的水準
新規失業保険申請の20万人台は、米国労働市場の 歴史的に健全な水準 を示す。 2020年4月のコロナ初期には 600万件超を記録、リーマン期は40万件台で推移した。 現状はそれら危機局面に比べ大幅に低位安定している。
4週移動平均で基調を読む
単週の数字は祝日・天候・統計手法で 1〜3万件の振れがあるため、 4週移動平均 214千件 がより信頼できる基調指標。 労働市場が急速に悪化するときは、平均値が3〜4週連続で 3〜5万件ずつ上昇するパターンが典型的だが、 現在その兆候は確認できない。
読むときの注意
- 新規申請件数は「離職→申請」までのラグがあり、リアルタイム性は数日遅れ
- 季節調整済み(SA)。原系列(NSA)と比較する場合は注意
- 失業給付の制度改正(給付期間・受給条件)で申請動向が変化することがある
データ出典
| 使用データ | 出典 |
|---|---|
| 米 新規失業保険申請件数(週次, 千件) | FRED (ICSA) |
| 米失業率 | FRED (UNRATE) |
※ データは各機関の公開統計を当サイトで収集・加工したものです。最新値は各出典元でご確認ください。